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知的障害と発達障害はどう違うのか
2020年03月01日
知的障害と発達障害の違いは、どのような部分にあるのでしょうか?発達障害は脳機能の障害として知られており、知的障害はその一種とみなされています。発達障害は、コミュニケーション能力や適応能力などによって判断されるものです。知的障害は、知能能力と適応能力によって判断されるため、二つの障害の内容は、診断としては重なる部分も多いというわけです。 発達障害の場合、知的障害と合併しているものと、していない場合があります。知的障害の多くは原因が不明であり、度合いによって軽度、中度、重度に分かれていますが、法律による定義はあくまで存在していません。ただし、知的能力に何らかの使用外があり、支援が必要だというものになっています。療育手帳が交付され、程度によって障害年金や特別障害者手当などを受け取ることになっています。 知的障害を伴わない発達障害を発症しているケースはあります。一般的に、知能テストでIQが70以下の場合に知的障害と診断されます。