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バリアフリー法について詳しく知ろう
2019年04月01日
「バリアフリー法」とは、高齢者、障害者等の移動等に関して円滑化を促進するための法律です。自律した日常生活や社会生活を確保し、公共交通機関や公共施設をより利用しやすいものにすることを目的としています。 このバリアフリー法においては、旅客施設や車両、道路や駐車場、都市公園や建造物を改良するとき、あるいは新築するときに、バリアフリーの基準に適合する義務があります。既存の施設に関しても、基準に適合できるように努力義務が記されています。 更に、住民参加による重点的で、一体的なバリアフリー化を推進していくための措置も、バリアフリー法によって決められています。計画段階から住民の参加を図るために、構想時の協議会制度や、基本構想の作成案を募集する制度などがあります。その上で、「心のバリアフリー」を促進することも、この法律の重要な役割です。バリアフリー化を促進していくために、国民の理解と協力に働きかけていくための意識的な役割を果たしています。